紫陽花と～木ごころ～

こんにちは。 今年もしっかり、しっとりな季節に入りました。。
外での植栽お仕事は、みんなで泥んこ遊びです☺お天気の晴れ間がとてもうれしい季節です！

◆こちらのガクアジサイは、ピンクカラーの「ピーターパン」奥にうっすらホワイトブルーの「隅田の花火」です。　

アジサイの花色は、土壌が中性～アルカリ性で赤っぽい色になり、酸性で青っぽい色になるといわれています。
これは元々土壌の中に数パーセント程度、含まれている成分で「アルミニウム」という物質が少し関係しているようです。☺

（少しだけ化学のお話しみたいになりますが。。）

「アルミニウム」という土の中の成分は酸性の土では水に溶けやすく、植物根からよく吸収されるようになります。
その際、アジサイ花の成分で「アントシアニン」というものに作用し花色は青っぽく発色します。
もう一方アルカリ性土壌では、アルミニウムは溶けにくく吸収量は減り、アントシアニン本来の赤っぽい色が発色します。

（簡単なご説明に戻します☺）

酸性の土に寄せるには、ピートモス。またアルカリの土へ寄せるには、消石灰や苦土石灰などの有機系石灰で少しづつコントロールされてみると良いかと思います。
うちではいま、弱酸性に整えられていますので（いまは何もしていませんので。。）お花のカラー変化をしてみたいな！という時にはあわてずいそがず楽しみながらお試しください。

東向きの半日蔭に地植えなのですがとても花もち良く、あまり土を選ばずによく育ってくれています。☺
株によっては秋ごろまでお花が楽しめてしまいます。が、長くお花を楽しんでいますと秋には花芽を形成していますので、花つきはやや少なくなります。　来年もたくさん楽しみ場合には、初夏には剪定されることをお勧めします。
また大株でしたらバランス良くランダムに半分だけ早めに剪定デザインして、もう半分を秋まで。。などもできますのでお花のアレンジ、楽しんでみてください。☺

◆5月開催されました「飯能ものづくりフェア」風景です。

週末現場移動中にほんの少しの時間でしたが、皆さんとワクワクしながら立ち寄らせていただきました☺

各ショップオーナーさまとひとときの楽しいお話しをさせていただきながら、ワークショップではたくさんの嬉しい出会いもいただきました。

こちらはレコードカフェ月季（つき）さんからの作品です。こちらの白釉薬が特徴の可愛い鉢たちと同じ土から作られているそうです。

陶器でつくられた大きなスピーカーは窯へ入れ高温で溶ける寸前まで焼きますと約1割ほど痩せて仕上がり、緻密な内部補強と計算から作られた渾身の一作品ですね。☺

後日カフェへお伺いさせていただいた風景です。

趣のある枕木とリッピア、とてもお似合いですね☺

空間を演出する芸術性の高いスピーカーからは、とても心地のよいクリアーな音が響いていました。

私たちはJAZZ初心者なので。。特別に「美の壺」の曲を流していただきました。☺

◆こちらは無垢の木づくり。秩父市桑原工房さんの木のぬくもりです。

間伐材なども用いながら楽しく繊細なデザイン、コンセプトから伝わる感じることのできるぬくもりのある優しさに、とても感銘を受けました。

◆今回はじめて飯能工房さんの渡辺氏より「サクラの木目を生かしたスマートフォンスピーカー」のご指導をいただきました。　

優しいアドバイスと手ほどきを受けながら木材加工をさせていただき（夢中で作成していましたのでお写真がありません。。）前面曲線などの緻密処理はお任せし約１か月ほどで完成品が届きました。

欅の乾いた音の響きに比べますと柔らかくて丸みのある音です。何処かデジタルがアナログに変換されるような優しい音。　天然木から伝わる温かさが心地よく感じられます。☺

硬いものと柔らかいもの。コールテン鋼とカラー植栽。　共に織り成す美しさ、経年の美です。

美しい森と水と緑に囲まれた飯能市。とても素敵な天覧山の麓です。☺ お近くの際にはぜひ自然を感じてみてください。

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